パパママ一人ひとりが、子育ての「困った!」を社会に伝え、より子育てしやすい社会を作っていくための「エヴァンジェリスト(=伝道者)」になれる。勉強会での成果から、こうとう子育てメッセ実行委員会では、エヴァンジェリストとして2つの取り組みを始めることにしました。一つは、事前にメッセ実行委員メンバーに募集した「子育ての困りごと」を広く伝える取り組みです。

集まった「子育ての困りごと」を使い、子育てメッセの出店者説明会の後に、出店者さんたちと一緒にアイデア出しをする時間を設けました。実際の子育ての悩み事に対応したたくさんのアイデアを出していただき、出店者さんからは「子育て中の方がどんな情報を求めているのか、どんなことで困っているのか、リアルな声を聞けた」という声が上がりました。さらにそのアイデアを当日の出店内容に反映していただけることになりました。

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二つ目は、「チャイルドファーストPROJECT」勉強会で各グループからまとまった「子育ての困りごとに対応しているママとパパからのアイデア集」です。こちらのアイデア集をチャイルドファーストPROJECTさんとともにリーフレットにまとめ、11月27日のメッセ当日に配布することにしました。赤ちゃんの子育てで困っている、困った体験を持っているのはみんな同じ。誰もが子育ての中で「困った」を体験しています。

みんなどうやってそれを乗り越えたのか、乗り越えているのか。みんなのアイデアを集めたら、答えも見つけられるかも。「他の人はどんな育児をしているの?」の答えが見つかるかも。自分だけじゃない、みんなも大変なんだ、を知ること。そしてみんなもいろいろ工夫しているんだ、悩んでいるのは私だけじゃない、それを知るだけで「ひとりじゃないんだ」と知ってホッとできるかもしれません。

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「江東区から、子育てしやすい、暮らしやすい未来を創造するためにできること」 一人ひとりができる少しずつ とは。子育て中の人も含め、地域の人が「子育て」をキーワードに集ったり、関わりあったりする地域の子育て支援は様々増えています。でも、地域の中で、まだまだ孤立してしまう、子育ての悩みに陥ってしまうお母さん、お父さんはまだまだたくさんいるのではないかな、と思います。子育てで困っていて助けが必要としているのが一部の“特別な人”だけではないように、エヴァンジェリストもまた、特別な人、助けてあげられる人だけではないのだと思います。

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そう考えると、「こうとう子育てびより」や「こうとう子育てメッセ」が目指す「乳幼児のママやパパが主体となって必要な情報を発信する取り組み」は、単に支援を求めて社会に要求しようとするものではなく、「エヴァンジェリスト」として、育児の「いま」を広く伝えることで、社会をより子育てしやすく次の子育て世代が安心して子育てできる場所に変えていくものでもある、という新たな側面が浮かび上がってきます。何かアイデアがなくてもいい、自分一人で乗り越えなくてもいい。「困っています」「助けて」と言ってみることもそのひとつ。そして、「困っています」「助けて」の声を受け止める場所が必要ですね。

そして、子育てを通じて、「つながろう」「感じたことを発信をしていこう」という場所が今、乳幼児の子育て中の親に求められているのだと思います。子育ての「エヴァンジェリスト=伝道者」が活躍できる場所、エヴァンジェリストになれる場所、を作ること。「こうとう子育てびより」と「こうとう子育てメッセ」を通じて、「子どもと親の安心と安全が第一」そして、「あなたこそがエヴァンジェリストです」とお伝えできる場所を育てていきたいと思っています。

文責:ママリングス代表 落合香代子