餃子の離乳食はいつから? 完了期の手づかみレシピ

餃子の離乳食はいつから? 完了期の手づかみレシピ

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餃子の離乳食はいつから?

餃子の離乳食/初めて

 

離乳食の餃子は、離乳食後期(9~11ヶ月)から与えることができます。

 

離乳食初期や中期の赤ちゃんの消化器官は未発達なため、餃子の皮の弾力が原因で消化不良を起こす可能性があります。離乳食後期になると、消化器官が徐々に発達するため、餃子を食べられるようになります。

 

餃子は、その形状からして、手づかみ食べに最適。

 

食べさせたい野菜などの食材をみじん切りにして、「あん」にして入れれば、違和感なく食べさせられるんですね。

 


 

餃子を離乳食で与えるメリットは、以下のとおりです。

 

  • タンパク質を補給できる :餃子の具には、タンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は、赤ちゃんの成長や発育に欠かせません。
  • 鉄分を補給できる :餃子の具には、鉄分も豊富に含まれています。鉄分は、赤ちゃんの貧血予防に効果的です。
  • 食物繊維を補給できる :餃子の具には、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は、赤ちゃんの腸の調子を整えるのに役立ちます。
  • ビタミンやミネラルを補給できる :餃子の具には、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。ビタミンやミネラルは、赤ちゃんの健康維持に欠かせません。

 

ただし、皮は小麦粉で出来ているため、アレルギーには注意しましょう。初餃子は、念のために平日の午前中など、かかりつけのお医者さんの診療時間内にトライすると良いでしょう。

 

市販の餃子は、塩分が多いので手作りの方がいいかも…。

 

餃子の離乳食後期のレシピ

餃子の離乳食/レシピ
離乳食の餃子の簡単なレシピをご紹介します。

 

材料:

  • 鶏ひき肉 100g
  • キャベツ 1/2個
  • にんじん 1/4本
  • 水 150ml
  • 塩 小さじ1/4

 

作り方:

  • 鶏ひき肉をボウルに入れて粘りが出るまでよく混ぜます。
  • キャベツとにんじんは細かく刻み、鶏ひき肉に加えます。
  • 水と塩を加えて混ぜます。
  • 餃子の皮に具を包み、蒸し器で10分ほど蒸します。
  • 食べやすい大きさに切って、赤ちゃんに食べさせます。

 

ポイント:

  • 餃子の皮は、市販のものを使うか、小麦粉を水で混ぜて自家製のものを作ってもよいでしょう。
  • 餃子の皮が硬い場合は、茹でてから使うとよいでしょう。
  • 餃子の具は、野菜や肉など、赤ちゃんに食べやすいものを選びましょう。
  • 餃子は塩分が多いため、与える量を調節しましょう。

 

離乳食の餃子の皮のおすすめ

離乳食の餃子の皮のおすすめ

 

離乳食の餃子の皮は、以下の点に注意して選びましょう。

 

薄いものを選ぶ
餃子の皮は、厚いものだと赤ちゃんが食べにくく、消化不良を起こす可能性があります。離乳食用に作られた餃子の皮は、薄いものが多いので、おすすめです。

 

塩分や脂肪分が少ないものを選ぶ
餃子の皮は、塩分や脂肪分が多いものもあります。離乳食の餃子は、赤ちゃんが食べやすいように、塩分や脂肪分が少ないものを選びましょう。

 

乳アレルギーの赤ちゃんには、乳製品不使用のものを選ぶ
餃子の皮には、乳製品が含まれているものもあります。乳アレルギーの赤ちゃんには、乳製品不使用のものを選びましょう。

 

具体的なおすすめの餃子の皮は、以下のようなものです。

 

  • 離乳食用に作られた餃子の皮
  • 野菜やお肉を練りこんだ餃子の皮
  • 乳製品不使用の餃子の皮

 

離乳食用に作られた餃子の皮は、薄くて塩分や脂肪分が少ないものが多いので、おすすめです。野菜やお肉を練りこんだ餃子の皮は、栄養価が高く、赤ちゃんも喜んで食べてくれます。乳製品不使用の餃子の皮は、乳アレルギーの赤ちゃんでも安心して食べられます。

 

離乳食の餃子の手づかみ食べ

離乳食の餃子の手づかみ食べ

 

餃子はモグモグ期(離乳食後期から離乳食完了期にかけての時期のことで、赤ちゃんが手づかみ食べを始める時期)の手づかみ食べにチャレンジするのに適したメニュー。

 

手づかみ食べをすることで、手指の巧緻性(手指を正確に動かす能力)が発達するんですね。(ただ、普通にスプーンが使えるなど、ある程度手指が発達している子なら、手づかみ食べをしなくて良いケースもあります)

 

餃子を手づかみ食べさせるときは、衛生面に注意しましょう。餃子は、手でちぎったり、手でつまんだりするため、雑菌が付着する可能性があります。餃子を手づかみ食べさせる前に、手をよく洗いましょう。

 

手づかみ食べのメリットとして、赤ちゃんの食育にも効果的という点があります。

 

母親にスプーンなどで食べさせてもらっていた時期を経て、自分のペースで食事を楽しみながら、食べ物の感触や味を体験することができるようになるんですね。