離乳食の鮭/調理 生後8ヶ月

離乳食の鮭/調理 生後8ヶ月

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離乳食の鮭/調理

離乳食の鮭/調理

離乳食に鮭を与えるメリット。

 

まず、鮭には脂質やたんぱく質、ビタミンDやEなど、豊富な栄養素が含まれています。これらの栄養素は、成長期に必要な栄養素であり、特に骨や筋肉の発達に重要です。また、鮭にはDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれており、脳や視力の発達に役立ちます。

 

さらに、鮭には鉄分が豊富に含まれており、貧血予防にも効果があります。

 

ただし、鮭には水銀などの有害物質も含まれているため、適度な量を与えることが重要です。また、鮭を生で食べると食中毒のリスクがあるため、必ず加熱処理を行ってから与えるようにしましょう。

 


 

鮭の調理のポイント。

 

  • 白身魚よりも脂肪分が多いので、たいやかれいなどに慣れた7、8カ月頃から取り入れましょう。
  • 加熱すると身がかたくなり、パサパサになる場合も。赤ちゃんが飲み込みづらいようなら、汁物に入れたり、水溶き片栗粉などでとろみを付けてあげましょう。
  • 冷凍保存もOK。

 

月齢ごとの与え方は以下の通り。

 

7、8カ月頃

  • かたさ・大きさのめやす:加熱して、皮や骨を取り除き、身を細かくほぐしてすりつぶし、水分でしっとりさせて。

 

9~11カ月頃

  • かたさ・大きさのめやす:加熱して、皮や骨を取り除き、身を5~8mm大にほぐす。

 

12~18カ月頃

  • かたさ・大きさのめやす:加熱して、皮や骨を取り除き、身を1~1.5cm大にほぐす。

 

 

離乳食の鮭/中期

離乳食の鮭/中期

 

離乳食中期におすすめの鮭の離乳食には、以下があります。

  • 鮭とキャベツの混ぜがゆ
  • 鮭と小松菜と玉ねぎのミックス

 

鮭とキャベツの混ぜがゆのレシピは以下の通り。

 

材料。

  • 白米:1/2カップ
  • 水:200cc
  • 鮭:30g
  • キャベツ:20g
  • バター:小さじ1/3
  • 合わせ味噌:小さじ1/2

 

作り方。

 

  • 白米と水を合わせて炊く。
  • 鮭とキャベツを細かく刻む。
  • フライパンでバターを溶かし、鮭とキャベツを炒める。
  • 合わせ味噌を加えてさらに炒める。
  • 炊いたご飯に3を混ぜ合わせる。

 

鮭と小松菜と玉ねぎのミックスの作り方は以下の通り。

 

材料。

  • 鮭:20g
  • 小松菜:1/4束
  • 玉ねぎ:少々
  • オリーブオイル:適量

 

作り方

  1. 鮭は骨や皮を取り除き、小さく切る。
  2. 小松菜は茎と葉に分け、茎は1cm長さに切る。葉は手でちぎる。
  3. 玉ねぎはみじん切りにする。
  4. フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒める。
  5. 玉ねぎがしんなりしたら鮭を加えて炒め、香りが立ったら小松菜を加える。
  6. 小松菜がしんなりしたら完成。

 

玉ねぎは離乳食に取り入れても問題ありませんが、食べさせる量には注意が必要です。

 

玉ねぎにはアリシンという成分が含まれており、大量に摂取すると赤血球が破壊されるヘモグロビン破壊性貧血を引き起こすことがあるためです。また、赤ちゃんに与える際には、火を通しやすくするためにみじん切りなど細かく刻んで調理しましょう。

 

離乳食の鮭/生後8か月

離乳食の鮭は、7か月~8か月頃から食べさせることができます。

 

鮭は塩分を多く含んでいるため、赤ちゃんに食べさせる際には、加熱処理後に塩抜きを行う必要があります。以下のようにして塩抜きを行いましょう。

 

  1. 鮭を食べさせる前に、水で洗い流す。
  2. お湯を沸かし、鮭を入れて2~3分ほど茹でる。
  3. 茹でた鮭を流水で冷やし、塩抜きをする。
  4. 塩抜きした鮭を使って料理を作る。

 

鮭を生の状態から調理するのがしんどい…という場合は、離乳食用に用意された冷凍食材を使う手もあります。コープには、時短用の離乳食材がたくさん用意されているのでチェックしてみてください。
コープのお店で購入できます。
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